イクメン作家と恋心。SS~ウェディングベル~第1話編~修正済み&2話追加。
睦月君……。
すると先生は、ハァッ……ため息を吐いた。
「睦月……お前。計ったな」
「えっ……?」
どういう意味??
私は、分からずに困惑していると
先生は……。
「俺とお前がデートさせるために
計画を立てたんだ。
自分ですることで。それだと
罪悪感もなくデートもしやすくなるだろ」
そう言って教えてくれた。
ハッとさせられる。
確かに睦月君とデートした後だと
先生とのデートもしやすくなる。
罪悪感とかなしで……。
だとしたら
先生は、どうするのだろう?
もう一度チラッと先生を見ると
ため息を吐いていた。
「仕方がない……デートでもするか」
「本当ですか!?先生……」
私は、飛び上がるほど嬉しかった。