幻想 少女日和

彼女の毒は いずれ彼女自身を殺すだろう

その事に 彼女と 彼女の従者のみが気付かない

その事が哀れで悲しい僕は 別の毒で彼女へ警告する。

僕の毒は彼女を 今 苦しめる

彼女は僕を憎むだろう

しかし 自身が宿す毒よりも苦い毒などあるものか と 思ふ。





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