くるりんぱ=問題児!?


運良くというか、亜衣が仕組んでくれたんだと思うんだけど、柚歌とは別のチームにしてくれた。

まだ、昨日柚歌と2人きりになったことはみんなには話してないの。


だって、絶対にめっちゃ心配してくると思うから…言わない!


わたしはポジションが柚歌と被ってるから一緒だとやりづらいんだ…。



何か嫌がらせ仕掛けてくるのかな…


って思ったんだけど、


ただひたすらに柚歌のすごさを見せつけられただけだった。


柚歌はずっと練習してたのかな。

中学の頃から変わらずの安定の3Pを決めていた。

いや、変わらずどころか少し磨きがかかってる。


だから、内心焦ってる。


どうせ、下手だろうと思ってた。

中学の時だって、3Pはめっちゃうまかったけど他はそこそこで、ダメなところは全て財閥の力、カネの力で補ってた。


だから、油断してたんだ。


わたしも入るようになってきたけど、柚歌程は、入らなかった。


ヤバイと思った。

もうすぐ、ポジション決めがあるのに、


もっと自主練増やさなきゃ。


焦りだけが積もってく。

バカだ、逃げてた分が自分に返ってきた。

トレーニングメニュー考えなきゃ。


練習が終わって急いで着替えに行く。


「ちょっと待って、知恵ちゃん」


ビクリと肩を震わせてから、恐る恐る振り向く。


「知恵ちゃん、お疲れ様。

今日、全然シュート入ってなかったね。
疲れてるのかな?
ゆっくり休んでね。


それとさ、最近…坂本絇瑠君、知恵ちゃんのところ来ないね!


それだけ、じゃーね」

< 140 / 168 >

この作品をシェア

pagetop