裏表世界
プロローグ
「はぁはぁ・・・父さん」
「早く行け、父さんは大丈夫だから。」
「障害物を排除します。」
「くそ、こいつら俺達のパートナーじゃなかったのか」
・・・ 私たちはパートナーです。
2000x年
この世の人間達は進み過ぎた・・・・・
この時代の人間の暮し
それはロボットの
所有権を持ち彼らに労働させてそのお金で
自由に遊ぶ。まさに理想とも言える世界を
現実とし始めた。
あらゆる仕事や事故、障害をロボット達は徹底的に排除し人間は老若男女、大人も子供も自由に生きていた。
そんなある日、

始まりはCM の宣伝によるものだった。
「この程我々マシンエレナメントは新型のロボットを超低価格で販売致します。彼らにこそ皆様のパートナーです。彼らがいれば
あなた方人間様は本当の何の心配も いらない世界が現実の物になります。」
この時代にとっていつもと変わらないロボボットの新商品CM 。ロボットの中でも特に人に近い改良をされた物達オートレイド。
その機能、多様性、デザイン、そして富裕層でなくても手に入れられる価格。
人々は一気に飛び着き、その利便性にそしてまた親友や恋人とさえ思える愛をくれる彼らに完全に心をわしづかみにされ信用しきっていた。ある事件が起きるまでは、、、

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