幸せに・・・なりたい。
一話 過去・・事件

私·····
水樹 愛浬亜(みずき ありあ)18才

専門学校に通う🔸🔸🔸一年生
(フラワーデザイナー科)



私には、辛い過去が···

 会社を経営している父。
 実直な父の会社は、
 安定した会社だった。

 回りからみたら、
 裕福に見えたのだろうか
 ある夜 強盗が押し入った。



お父さんとお母さんは、
「愛浬亜、ここにいるんだよ。」
と、言いながら私を隠し扉の中に入れた。



両親は、犯人と戦い
刺されて亡くなった。


犯人(男)と両親のどなりあう声が
聞こえなくなってから····

どのくらい間 
隠し部屋にいたか
わからない・・・・

 そっと‥‥
      出ていき·····


「お父さん···?お母さん····?どこ?」
と、探し回る


どの部屋もメチャクチャに
なっていて‥‥

 二人は、リビングに
      倒れていた。

「お父さん!! あ母さん!!」
と、駆け寄ると

お父さんが·····
「‥‥愛浬亜‥‥強く生きるんだ‥‥
  ……父さん…も····母さんも……
   ……お前··を……愛し···てるよ……」
と、言って息を引き取った。

「いや!!いやっ!!
  お父さん!!お母さん!! 

 私を一人にしないで
   一緒に連れて行って!!
         一人は、いや!!!」

  と、泣き叫んでいたら
    隣の茜のお母さんがきて

「久美、玄関あきっぱなしだよ!」
と、入ってきて
「キャッ!!‥‥
  ‥‥‥なにっ、どうなってるの?」
「‥‥‥‥‥美沙‥‥おば‥ちゃん‥‥」

そのまま·····私は倒れて意識を無くした。

「愛浬亜!愛浬亜!」
と、叫ぶ、おばちゃんの声が
遠くに聞こえていた。

それから、美沙(西森 美沙)は、
夫の崇(西森 崇)を呼んだ。

崇は、警察と救急車に連絡して
対応してくれた。

美沙おばさんと崇おじさん
私の両親、父(大悟)と母(久美)
四人は、同級生で仲良しだ。

崇おじさんは、お医者様。
美沙おばさんは、専業主婦。

私が、病院で眠り続けている間に
西森のおじさん達と父の会社の人達で
通夜から葬儀を終わらせてくれた。

私には、幼馴染みで親友の茜が
ずっと、側に付いていてくれたらしい。

父の会社は、
会社の顧問弁護士である柊さんと
崇おじさんが話して
父が最も信頼している方の青木さんに
会社を任せる事となった。
(青木さんは部長さんだった。)

「愛浬亜が、大人になったら
愛浬亜が、その後を決める。」
と、崇おじさんと柊さん、青木さんで
決めたみたいだ。

母さんが、やっていた
フラワーデザイナーの店は、
閉める事になった。
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