You donot have other than(貴方以外ない。)

乃愛···


瑛斗の熱は、中々 下がらずに
夜中も、上がったり下がったり
汗を拭いたりしていたら
陸から、メールがきて
『明日は、行けないだろうから
両親への挨拶は断った。』
と、きていた。

直ぐに連絡するが
陸が、電話に出ることもなく
折り返し、かかることもなかった。

やはり、陸を傷つけたんだと
どうしていいのか
わからずに、由姫に電話して話すと
由姫から
「どうして、そんなことしたの?」
と、叱られた。
「だって、追い返せないし。」
「わかってるよ。
乃愛は、優しい上に医者だからね。
だけど、陸さんには辛い事だよね
瑛斗が、そんな風になったのも
乃愛を忘れるためだと
わかっているだろうし
大きな事にならないと
いうけど。」
と、言われた。
「えっ、私が関与しているの?」
「まったく、乃愛は鈍感なんだから。」
と、言った。

結局、翌朝も瑛斗の熱は
下がらずにいた。
私は、おば様に連絡して
事情を話した。

おば様は、びっくりしていたが
「乃愛ちゃん、ごめんなさいね。
いつまでも、迷惑かけて。」
と、言うから
「おば様、大丈夫ですよ。
今日、様子見て連れて帰ります。」
と、言った。

今日は、お休みだったから
瑛斗の看病しながら
陸に電話するが
陸に繋がる事はなかった。

その日の夕方には
熱も36度台になったから
瑛斗をタクシーに乗せ
秋山邸まで、送り届け
おば様と話してから
ママのとこに寄った。

ママにも事情を話すと
ママからも叱られ飽きれられた。

ママが、早く陸のとこに行くように
言うから、帰りに寄るが
陸は、マンションにいなかった。

私は、自分の家に帰りに
由姫と電話で話すが
由姫も心配していた。
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