Dreamcatcher
「銀ちゃん、ナイトメアって、あとどれくらいいるの?」



「…もう、あと一体だけだ。」



「え…?そうなんだ…。ねぇ、ナイトメアを退治し終わった後も、こうやって話してくれる?」



「…ああ、出来たらな。」



出来たらって、遠回しに断られてるよね。



「うん、ありがとう。」



「…もう寝ろ。明日も学校あるんだろ。」



「わかった…。じゃあ、歌って…?」



私がそう言うと、また、微笑みながら歌ってくれた。
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