水男(ミズオ)
人は皆


重い荷物を背負い
人生を生きている。


そんな言葉が実感できる
朝の出勤風景。


歩く者は皆


何かに疲れたような顔をして
自分の仕事場のあるビルへと


吸い込まれていく。


倦怠感を振り払い
エナジードリンクを


無理やり胃に流し込んで
人は皆仕事に取り組もうとしているが



エナジードリンクは
もちろん翼などくれない。


ほんの少しの炭酸の気持ちよさが続いた後は
元通りの

けだるい感覚を感じるだけ。



しかし煉獄のような
朝のオフィスの中に


1人だけ元気溌剌ファイト一発な
人物がいた。




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