二人の穏やかな日常
隣人編

昔から、恋愛に対するエネルギーというものが欠如していた。向いてないというか、不可能というか。


〝彼氏〟
居れば良いけど、居なくても良い。

デートとか言ってしょっちゅうどこかにつれ回されるなら、居ない方がまし。既読無視を怒られるとか論外。


大人になったらお見合いでもして、成り行きに任せて適当な人と適当に結婚できれば、それで良いや。

そう思っていた。

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