CHERRYBLOSSOM

あれから1週間後…
俺の心臓は良くなるどころか悪くなる一方だった。
痛みと息苦しさに耐え続ける日々。
それでも妖は毎日来てくれた。
でも…嬉しいという気持ちと反対の気持ちに秋は気づきかけていた。

ガラガラッと扉が開いた。

「あら…妖。来てたのね」

「あ、秋のお母さん!こんにちは」
< 7 / 145 >

この作品をシェア

pagetop