あの日、あの時、あの場所で。
「幼なじみ?」
「うん…」
「大丈夫だよ!杏奈の大親友が聞いてあげるから。」
「俺も!杏奈ちゃんのこと好きな人代表で守る!」
「俺も〜。班長だしね。」
「みんな…ありがとう…あ、ここ曲がったらすぐだよ!」
「おぉ…緊張してきた笑」
「俺も…」
「ほら、行くぞ!西川さんに着いてって!!」
「「うぅ…はい…」」
「着いたー!ここだよ!」
「わお…想像以上だ…」
「帰ろうよ…」
「西川さん。門開けて。」
「うん!」
ガンガンガン
「あ、おじいちゃま。私、杏奈です。
今日から4日?あれ?何日だっけ…
お世話になります。班員をお連れしました。門を開けて頂いてもよろしいですか?」
「おぉ。杏奈か。
吉良を迎えによこすでの、着いてきなさい。一番最初に、わしの書斎まで来なさい?いいね?杏奈。」
「はい。みんなもですか?」
「ふぉっふぉっふぉっ。
大丈夫じゃよ。部屋の鍵を渡すだけじゃ。」
「だったら何も書斎じゃなくったって…」
「何か言ったかのう?吉良がそろそろ行くだろう。少し待っていなさい。」
「はい。おじいちゃま。失礼します」
ー5分後ー
「杏奈お嬢様。お久しぶりです。」
「あ、吉良さん。お久しぶりです。」
「後ろに隠れてる3人は杏奈様のお友達でございますか?」
「はい。左の女の子が、新田美穂さん。
真ん中の男の子が瑞江恭太くん。
右の男の子は、藤崎蓮也くん。
藤崎くん、怪我してるからどうにかならないかしら?」
「大丈夫ですよ。車椅子をご用意してあります。」
「え!何もそんなに大袈裟にしなくても俺、歩けます…」
「だそうですよ?吉良さん。」
「では、歩いて頂きます。少し早いですが行きましょう。」
「はい。行こう?みんな。」
「「うん…」」
「ほら。蓮。新田さん。シャキッとしなよ。」
「お前は慣れてるだろ。こういう場所。」
「慣れてないわけじゃないが。」
「いや、瑞江くんは慣れてるよ。
だって、大型のパーティーとか何回もいたじゃない笑」
「あれは、父親の…」
「違うでしょー笑私はわかってるからいいけど。いつか言わないと手遅れになるよ?手遅れになる前にいいなよ〜」
「手遅れになる前に、か…」
「うん。」
「西川さんもね。」
「瑞江くんに言われたくないわ。」
「まぁ、それもそうだな。
近いうちにすべてを話さなきゃな。」
「そうね…」
「杏奈お嬢様。こちらに段差がありますのでご注意ください。」
「ありがとう。吉良さん。ここから書斎までの行き方はわかるわ。ロビーまでで結構よ。ありがとう。吉良さん。」
「いえ。それではお気を付けて。」
そして…
「杏奈お嬢様。雪希様にはくれぐれも捕まらないように。」
「…はい。ありがとうございます…。
行ってまいります。」
「はい…」
「うん…」
「大丈夫だよ!杏奈の大親友が聞いてあげるから。」
「俺も!杏奈ちゃんのこと好きな人代表で守る!」
「俺も〜。班長だしね。」
「みんな…ありがとう…あ、ここ曲がったらすぐだよ!」
「おぉ…緊張してきた笑」
「俺も…」
「ほら、行くぞ!西川さんに着いてって!!」
「「うぅ…はい…」」
「着いたー!ここだよ!」
「わお…想像以上だ…」
「帰ろうよ…」
「西川さん。門開けて。」
「うん!」
ガンガンガン
「あ、おじいちゃま。私、杏奈です。
今日から4日?あれ?何日だっけ…
お世話になります。班員をお連れしました。門を開けて頂いてもよろしいですか?」
「おぉ。杏奈か。
吉良を迎えによこすでの、着いてきなさい。一番最初に、わしの書斎まで来なさい?いいね?杏奈。」
「はい。みんなもですか?」
「ふぉっふぉっふぉっ。
大丈夫じゃよ。部屋の鍵を渡すだけじゃ。」
「だったら何も書斎じゃなくったって…」
「何か言ったかのう?吉良がそろそろ行くだろう。少し待っていなさい。」
「はい。おじいちゃま。失礼します」
ー5分後ー
「杏奈お嬢様。お久しぶりです。」
「あ、吉良さん。お久しぶりです。」
「後ろに隠れてる3人は杏奈様のお友達でございますか?」
「はい。左の女の子が、新田美穂さん。
真ん中の男の子が瑞江恭太くん。
右の男の子は、藤崎蓮也くん。
藤崎くん、怪我してるからどうにかならないかしら?」
「大丈夫ですよ。車椅子をご用意してあります。」
「え!何もそんなに大袈裟にしなくても俺、歩けます…」
「だそうですよ?吉良さん。」
「では、歩いて頂きます。少し早いですが行きましょう。」
「はい。行こう?みんな。」
「「うん…」」
「ほら。蓮。新田さん。シャキッとしなよ。」
「お前は慣れてるだろ。こういう場所。」
「慣れてないわけじゃないが。」
「いや、瑞江くんは慣れてるよ。
だって、大型のパーティーとか何回もいたじゃない笑」
「あれは、父親の…」
「違うでしょー笑私はわかってるからいいけど。いつか言わないと手遅れになるよ?手遅れになる前にいいなよ〜」
「手遅れになる前に、か…」
「うん。」
「西川さんもね。」
「瑞江くんに言われたくないわ。」
「まぁ、それもそうだな。
近いうちにすべてを話さなきゃな。」
「そうね…」
「杏奈お嬢様。こちらに段差がありますのでご注意ください。」
「ありがとう。吉良さん。ここから書斎までの行き方はわかるわ。ロビーまでで結構よ。ありがとう。吉良さん。」
「いえ。それではお気を付けて。」
そして…
「杏奈お嬢様。雪希様にはくれぐれも捕まらないように。」
「…はい。ありがとうございます…。
行ってまいります。」
「はい…」