不器用な愛を刻む
***











あるところに1人の女と

妖しい男がいた。












ある宵に

2人の男女が出会うと






女は恩人であるその男に恋をして



密かにずっと 想い続けていた。












"その男危険につき"

彼に近づく者は誰1人としていなかった。










そんな相手の男もまた


彼女を恋い慕っていた。








そうして"生まれた恋情は"



徐々に大きくなっていって













やがて、叶うものだと思っていた。

















しかし













"幸あれば不幸あり"。













男は女を守るために命を落としかけ







それにより女は



男を慕いながらも離れる決心をし








他の男と結ばれようとしていた。














"最善は善の敵"とはよく言ったもの──。










互いを"愛するが故"に

2人は気持ちをすれ違いさせ








そのまま 1度2人は離れる決意をする。














しかし













女からの文を見つけて



男は女の本当の気持ちに気付き









女を奪いに戻り





自分の元へと 取り返した。











男は女と一生を共にすることを誓い








"最初で最後の"愛しい女と







その後の人生を共に過ごしたとさ──。











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