いつだって
大切な幼なじみ





「おい、愛夢!帰るぞ」


そう言って私の鞄を持って歩き出すのは、私の幼なじみの篠塚 颯(しのづか そう)



幼稚園からずっと一緒で、家も隣同士


家族同士も仲が良くて…


とにかくずっと一緒なの


しかも”城木 愛夢(しろき あむ)”と”篠塚 颯”は名簿番号も隣同士だから席も隣




授業中まで何かと話しかけてくる


これだけ聞くと、不真面目っぽく聞こえるけど颯の頭の良さはハンパない


なんたってここは県内でもトップクラスを誇る私立校


そのトップクラスの私立校の入学式で新入生代表として、挨拶したくらい


新入生代表って試験で最高点を取った人がするって聞いたことがある


本人に言っても『んなことねぇよ』の一言でおわっちゃうけどね




自慢の幼なじみだ


…私はそんな颯が大好き


こんなトップクラスの学校に来たのもそれが理由


私がこの学校に来たいって言った時は、担任の先生もお父さん、お母さんもびっくり


だって今まで真面目じゃなかった私がトップクラスの学校を目指すって言い出したんだもん


絶対無理だって言われてたこの学校に来たくて、今までにないくらい猛勉強した


そのおかげで颯と同じ学校に入学することが出来た



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