いつだって



我がままかもしれないけど・・・


ずっとずっと、愛夢だけを好きだったから



半分、夢かもしれないって思ってる



だから、愛夢の言葉で安心させて欲しい



愛夢と体を離す



「そ、う・・・」



俺の名前を呼んだ


泣きながらも、ちゃんと俺の目を見て話す愛夢


そんな愛夢だから好きになった


そんな姿も可愛くてたまらない



「ん?」



抱きしめたい衝動を抑えつつ、優しく聞き返す



「ずっと、前から・・・好きなの・・・颯が、大好き・・・」



すぐに愛夢を抱きしめる



っ・・・俺、幸せすぎて死ぬんじゃね?


だってこれからは、俺の愛夢ってことだろ?


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