詩と写真1「片思い」
・ クリスマス ・
お互いのことをよく知らないなんて問題になるとは思わなかった
だってそんなこととっても想像力がないって証拠だもの
私は好きな人間を思い浮かべてあなたに当てはめる
それで十分だと思っていたの
でもそれじゃあダメだったのね
夕暮れ時に反省して私は小さくなっていく
だけどよく考えてみたら
あなたは私のことをよく知りたいって思ってるってことなのよね
それはちょっと素敵なことかも
それはちょっと奇跡のようなことなのかも
それはちょっと
嬉しいことなのかも
あなたと私にメリークリスマス
