続★俺だけの家政婦さん
そして話は現在の二人に戻る。

香織と圭介は再会し、1年の交際を得て結婚する。

二人が写る卒業アルバムの中に

球技大会の写真があった。その1枚に圭介が仲のよい男子と

肩を組みながら写っていた。が、よく見ると圭介だけがなぜか視線を

後ろに向けていた。そしてその視線の先には赤いはちまきをした香織が

友達と歩いていた。

その写真に触れながら圭介は

「多分、俺の方がずっと香織の事好きだったんだよな」

と香織に微笑みかけました。

ちゃんちゃん。

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「へ~~~めちゃめちゃハッピーエンドじゃん」

モデルは私と野末くんって言ってたけどさすがフィクションは

違うよね。

私たちにはあり得ないはなし。

そういえば感想聞かせてって言われたっけ。

なんて言えばいいのかな。

須藤先生らしい、余韻の残るキュンとしたお話だった

と言っておこうかな。

下手な事言うとまた余計な事言われそうだしね・・・


それにしても、これがもし野末くんに知られたら

激怒すること間違いなし。

だって・・・バレバレじゃん。

せめてこの短編が1ヶ月先に発表されることを祈るしかないな。

そんなことを考えていたらだんだん瞼が重くなっていた。


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