続★俺だけの家政婦さん

本命現る?!

売れっ子作家の野島景は暇じゃない。

翌日、文英書房の野島景の担当をしている小島さんがやってきた。

小島さんは昨日の安田さんと違って渋いグレーのパンツスーツに長い髪の毛はアップに

してお団子ヘアー。アクセサリーは胸ものとのネックレスのみ。

派手さは全くなく、メガネを書けているせいか真面目に見える。

恋愛よりも仕事が一番なキャリアウーマンって感じの人だった。


・・・といっても小島さんとは玄関先でご挨拶した程度だから

見たままの私の勝手なイメージだ。

年齢は・・・真面目そうな格好をしているけど意外と同世代っぽい。

とにかく小島さんは安田さんとは真逆なキャラ。

しかも、ルックス意外で安田さんとの大きな違いが一つ。

それは・・・

「いらっしゃい。小島さん」

「野島先生、お世話になります」

そう!野末くんは小島さんをちゃんと名前で呼んでいるのだ。

昨日の「名前なんだっけ?」もない。

それに小島さんは私を見て笑顔を向けた。

家政婦の私がいることに何も動じなかった。

といっても今回の家政婦の兼は文英書房の社長さん経由での依頼だったから

担当である小島さんは知っててもおかしくない。

ってそんなこと私はどうでもいいけどね~~

関係ないし~~家政婦だし~
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