部長の溺愛に困惑しています。
何だかとても内容の濃い日だったな…

それに…部長のこと少し知れた気がする。


部長の部屋に行ったんだ私…

部長のベッドで寝て…

ソファーでは一緒に寝た…





「……」


自分の住む家の前で、早朝私はひとり顔を赤らめて恥ずかしがっていた。


昨日の歓迎会前よりも遥かに、自分が部長を受け止めているのが確実にわかる。




これからどうなっていくんだろう…

何となくでしかないけど好きになったらダメな人だとわかる…

だってきっとかなりモテるから。


だから好きにならない方がいいのだと思うのだけれど…

気持ちが抑えられそうにないよ。




私は部長に対する明らかな気持ちの変化に戸惑いながら、何とか平常心を保つのに必死だった。
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