小野くんは甘い人
4
行きと違って自然に小野くんは、私の手を握っていた。


少し早々と歩いているから顔が見えないけど耳は、赤くなっているように見えた。


私も真っ赤にまたなってしまっていた。


あっという間に私の家に着いたんだけど離れがたく思っていると小野くんが


「Because I want to hand you to nobody and love it. 心配するな じゃあな」



「小野くん何て言ったの?」



小野くんは、振り返り


「英語を勉強しろ!」



そう言って帰っていた。



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