隣にいたくて

いや!したくない

そんなときだった、
あたしに最後のチャンスが訪れたのは

「祐也記憶喪失だって~美祐のことだけ覚えてないんだってー!」

こんなこと今を逃せば
もう二度とないと思った

祐也は美祐との思い出を
なにも覚えていない

そして、そのせいか私のことを
避けていたことも覚えてなかった

つまり…
いま私は祐也に1番近い存在ってことだよね…?

これはもしかしたら行けるかもしれない

あたしの頭の中に
なんらかの計画が立ち始める
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