隣にいたくて

そんなことをしてるぐらいなら
祐也にアピールしたほうが今は
振り向いてもらえる確率があるからだろう


だからここ2週間は
どこか物足りないけども
何もない日々が続いていた

ただ私は結構不安で
毎日のようにずっとあの夢にうなされていた


キーコーンカーんコーン

今日も特に変わったことはなく
終礼まであっという間に進んだ

終礼までは…

放課後掃除をしていると

「祐也ちょっときて」

と、華が祐也の腕を引っ張って
教室をでていくところを見てしまい
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