恋することを知った恋
麻奈美は今日一番の大声で、叫びにも似た声を上げた。
「うるさいなもう」
あたしは思わず笑って、麻奈美を落ち着かせるように肩をポンポンと2回ほど叩いた。
「それ詳しく聞かせて」
麻奈美の目はキラキラと光り輝いていて、期待の眼差しであたしを見つめた。
くるんとビューラーで上げた麻奈美のまつげが、嬉しい時の犬の尻尾のようにパタパタと動く。
「えっとね、まずは麻奈美ってどんなやつ?って聞かれたね」
「えええええええええ」