廃想集 『カワセミ啼話』


ただ、時と云う

『糧』を饕り続けている。




忘れてはいけなかった。


だって、それは

『罰』なのだ――



だから、僕は今、

身に覚えのない罰を受けている。












『虚無』



と云う罰を――





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