だから、俺にしとけよ。
私の斜め前に座って話に加わってくる。
盛り上がってる、のかな?
これから盛り上がればいいなって感じだよね。
「相崎さん、おもしろいんだよ」
「俺も話してみたい。
同じクラスなのに話したことないよな?」
「多分ないと思われます」
ビシッと言うとまた笑われる。
笑いのツボが浅いみたいだ。
「確かにおもしろいね。
なんか変わってる」
「そ、それはどういう意味で?」
「いい意味で」
なら良かった。
ホッと安堵する。
「みんなして相崎ちゃんをからかわないのー」