独り歩き〜冷めたキミの目〜
涙。





次の日、委員会の仕事や補習があるらしく、広瀬とは一緒に帰れなかった。


奈々との会話もあまり弾まず、俺は落ち込んだ気分のまま家に帰った。


少しテレビを見た後、今日出された課題を終わらせておこうと思ってカバンを開けた。


中を探してみてもなかなか見つからない。


イライラしてカバンを逆さまにして全部出してみたものの課題はなくて。


そこまでやってようやく学校に忘れたことに気づき、仕方なく俺は学校へ向かった。






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