ラブ アゲイン
「…飲み直すって、どこで?」

駅前まで移動する最中、菜々は堪らず口を開いた。

「明日は?仕事?休み?」
「えっ?やっ、休みだけど……」

「う〜ん、今からだとどこがある、かな…」

濱田は時計を見ながら、頭を捻る。

居酒屋は煩いからとか、クラブは落ち着かないとか、流石に立ち呑みはないわ、とか。


「だから、俺ん家で良くない?」

挙げ句の果てに自宅呑みを提案してくる。

ゆっくり飲み直したいから……

濱田はそう言って菜々を誘う。


いつもの菜々なら、絶対にその手には乗らない、なのに、何故か、何故だか頷いた。


「マジか、じゃ、コンビニでツマミ買うか」

酒はたんまりあるらしい。


二人は駅前からタクシーを拾った。








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