恋愛ゲーム
―――…
「…ぐすっ」
「きっとずっと好きだったの
わたしが気づかなかっただけ
ゲームなんて言ったのも
離れたくなかっただけなんだよ」
自分が今まで溜め込んできた気持ちを
夏目に話したら少し楽になった
「そっか、諦めるの?」
夏目のその言葉に私はすぐに答えた
「無理、諦められないよ」
「だと思った
頑張ってね!」
「うん、ありがとね夏目!
大好きだよ!」
「んもぅ、天然たらしなんだから~」