【続】期間限定ダーリン
それはほんの20分前まで続いていたことで、1時間以上もやつと過ごしてしまっていた。


あいつは俺の誕生日が今日だということを知ると、急に「お祝いがしたい!」と言い出し、俺を近くにあった洋菓子店に無理やり引っ張っていった。



「好きなくらい食べてくださいね!今日は俺のおごりッス。」

そういってこいつは、テーブルの上にケーキをたくさん持ってくる。


「いや、別にほしくねえし。」

ケーキは美玖と食べるからいらない。


「遠慮しないで!ほらほら。」

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