祓い屋!
トントン

居間の戸を叩く音で振り返ると

「椿さまお客様ですわ、依頼みたいですがどうなさいますか?」

小梅が首を傾げながら

2人に向かって聞いている

「どんな内容か聞いた?」

「えぇ、何やら友達が次々と襲われているらしく…みなに共通していることは記憶がないことと、奇妙な痣が身体に残るということみたいですわ」

「へー。ちょっと気になるね」

クロから離れ小梅のそばに行くと

クロは面倒くさそうに

椿に付いて来た

「この屋敷に直接来るとはどんな奴だ?」
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