短編集『明日になったら死ぬほど面白いコメディ思いつくかもしれない。』
明日になったら死ぬほど面白いコメディ思い付くかもしれない。(4)
斎藤は、ビルから飛び降りようとしていた。

そこに、みよが飛び込んで来た。

みよ「待って!!」

斎藤「なんだ?」

みよ「明日になったら、死ぬほど面白いコメディを思い付くかもしれない。死ぬのは、早いわ!」

斎藤「思い付かないよ。てか誰だよ?」

みよ「そんなこと分かんないじゃない」

斎藤「てか、誰だよ」

みよ「誰だっていいじゃない」

斎藤「よかないよ。誰なんだよ」

みよ「通りすがりよ」

斎藤「ビルの屋上なんですけど」

みよ「まあ、そうだけど」

斎藤「認めちゃったよ、おい」

みよ「認めたけど、飛び降りるのは認めてないからね!」

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