短編集『明日になったら死ぬほど面白いコメディ思いつくかもしれない。』

瀕死のハンバーガーショップ。(2)

ウィーン。

店員「いらっしゃま、ひ!!」

斎藤、血みどろ。


店員「お客さま、どうされました??」

斎藤「なにが?ハンバーガー」

店員「なにがって、血みどろですけども?!」

斎藤「あぁ、ちょっとそこでね、痴話喧嘩、、」

店員「いや、流血してますよっ」

斎藤「そうだね、人間ケチャップだよね」

店員「いや、うまくも言えてないですけども?!」

斎藤「ハァハァ、ヤクザの抗争に巻き込まれたんだよね、、」

店員「今、痴話喧嘩や言うてましたやんっ」

斎藤「よく覚えてるねぇーー…、10点」

店員「いや、何の点数ですかっ」

斎藤「人生ポイント」

店員「誰なんですかっ」

斎藤「斎藤」

店員「いや、名前聞いてへんがなっ、わたしは岡山ですけども!!」

斎藤「なんだその都道府県みたいな名前」

店員「いや、いいじゃないですか。確かにそうなんですけども!!つか、病院行った方がいいよあんた!」

斎藤「唾つけときゃ治る」

店員「いや、そのレベルじゃないってばさーよー!」

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