ｶﾞﾗｸﾀ

『お待たせ』

『逢いたかった。何食べたい？どこか行きたいところとか何か欲しいものとかある？』

『真鍋さんにお任せします』


毎日繰り返される会話
麗華は何回
この会話をしてきたんだろう

結局,お寿司を食べ
ブランドショップにより
麗華の店で飲み始める

『次はいつ同伴してくれる？』

『真鍋さんが誘ってくれれば
いつだってしますよ』

最後は自分の都合のいい日に
するくせに麗華は
得意の笑顔でそう言う。


『今日も麗華ちゃんは
指名だらけで忙しいみたいだし
そろそろ帰るよ。
じゃあまた連絡するね』



『たまたまですよ。
今日はごちそうさまです。
次会えるの楽しみにしてます。』


客が帰ると
麗華は違う指名客の
席を行ったり来たり

毎日それの繰り返し