イレカワリ~番外編~
「あぁ。沢山呼んだ方が楽しいだろうって話になったんだ」


「嬉しい! でも、明日なんだよね? あたし何も準備できてないよ」


「だ、大丈夫! プレゼントとかはもう用意したし、あとは……」


あとは明日俺が料理をするだけだから。


そう言いかけて、途中で言葉を切った。


「なに?」


「あとは、料理だけなんだ。ここね、明日手伝ってくれないかな?」


そう言うと、ここねは嬉しそうにほほ笑んだ。


「もちろんだよ!」


その笑顔に、俺もつられて笑顔になったのだった。
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