黒桜 〜あたしと5人の黒狼〜
「…さぁ?知らない」
脅してるつもりかもしれないけど、あたしはそこまで聞き分けがいい子じゃないし。
わざと分からないふりをした。
「…じゃあ、教えてやるよ」
「…え?」
バイクに乗ったままのレイに、グイッと手首を引かれて…
ハムッ…
「ヒャッッ!?」
み、耳を…噛まれ…!?
は、ハムッて…!?
「フッ…やっぱ真っ赤だな」
「〜〜っ!!」
ありえない!!
学校の近くで、周りには人だっているのに!!
「待ってろよ、ナナキ」