キミと初恋、はじめます。
とにかく、シキちゃんに会いたい。
今別れたばっかりだけど。
繋がれていた手の温もりに溜息が出る。
声が聞きたい。
抱きしめたい。
あれ?……俺、なんか変態っぽい……。
カノジョじゃないから、ある程度は抑えないと好かれるどころか嫌われる。
……でも、シキちゃんを前にして抑えが効くかは自信がない。
俺はまた深く溜息をついて、クッションに顔を埋めるようにして目を瞑った。
────こういう時は、寝るに限る。