今、2つの色で


代表だなんて、それは嫌だ!!!


よりによって今日のホームルームに寝てしまうなんて。


あたしって本当にツイてない…!


「よろしくな」


担任の言葉に流されるまま、あたしは仕方なく頷いて返事をした。


「はぁい…」


その声に振り返った未亜は少し笑って、あたしに目を合わせてきた。


それはどういう笑い?


馬鹿にしてるの?!


未亜アイツめ…っ!!

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