今、2つの色で
またこいつらか…!!!!
隣のクラスの、性格悪い女子生徒たち2人。
そう言ってあたしにぶつかった女子生徒2人は、嫌味を含んだように笑いながらその場を去っていった。
あたしはその声に耐えながら、未亜のことを抱き寄せたままただ黙っていた。
「っりん…か…ごめんね…」
細くて弱い声が、抱き寄せた未亜から聞こえる。
「大丈夫だって!あたしはほらっ、昔からスポーツばっかしてよく活発してたから!ぜーんぜん痛くないの!」
あたしはわざと大きな声で、通り過ぎて行った女子生徒2人に言いつけるように笑った。