今、2つの色で
「…凛夏がそう思うなら別れたほうがいいと思うよ、そのほうが凛夏だって新しい恋に進めるもん」
未亜はお弁当を食べ終わって、ペロペロキャンディを舐めながらあたしにそう言った。
あたしもお弁当を食べ終わったこの時間は、いつもなら美味しかったって笑っているはずなのに。
今はそんなに気分が上がらない。
机に上半身を倒し、カーディガン越しの腕の上に顎を乗せて、ただ窓の外を見ていた。
木の枝の上に積もった雪が、ドサッと落ちていく。