好きらしいんだけど。
出会い

「やっぱかっこいいよね〜!」
「だって年下にみえないし。」
「手の届かない存在ってゆうか~」



教室の窓の外をみながら
はしゃぐ同じクラスの女の子たち。
いつものことだ。


「なっちゃーん!おっはよー!」


そういって駆け寄ってきたのは、
私の親友の 月山 うい(つきやま うい)



綺麗な黒髪のロングでキリッとした大きな瞳。
誰がみてもみとれてしまうほど美人だ。

ただクールそうな見た目とは違い
近寄ってくる男子は性格を知りなぜかみんな
がっかりしている。

そんな見た目とは違う天真爛漫なところが好き。



「うい〜!おはよ!ってもう昼だけど!?」
わざと笑いながら顔をしかめてみる。


「ごめんごめん!寝てた!…はぁ…はぁ…」

寝てたと聞いてもっと顔をしかめると、
はっとした顔をして急にわざとらしく息切れをして
急いで来ました感をだす。おそいわ!


「いいよ~もう!許してあげる」


テヘペロって顔をしてにやけるうい。
悪いヤツだほんと。笑



私は 水原 奈々 (みずはら なな)
ういには、なっちゃんと呼ばれている。



二年生の時からの仲良しで
私達は高校三年生でまた一緒のクラスになれた。

ななういコンビは学校でも結構有名な仲良しコンビだったりして♪


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