悪いキス

どうして大航を信じることが出来なかったのだろう

わたしはもう充分過ぎるくらい自分を責めた

命を助けてくれた人がそんな簡単に軽はずみなことをするわけはない

わたしは思い知らされた

もっと信じなければならない

信じるという勇気を持って強くならなければならない

明日もまだ合宿は続く

しっかり勉学に励み、大航のそばにいる相応しい人物になるんだ

わたしはそんな希望を抱いていた


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