悪いキス



夜の終わりをあたしは見ている
あなたは何を見ているの
真実にこの手で触れることができたらいいのに


明かりはいつか暗くなる
闇のなか感覚だけを頼りに進む
月だけが道を照らしてくれるよ


どうかあたしを暖めて 認めて欲しい



あなたに出逢ってからずっと
あたしはやり遂げようと必死だった
卑怯な手なんてつかっていない


朝日を浴びるまで寝ない日もあった
闇のなか感覚だけを頼りに進む
あたしはそうやって歩んできたんだ


どうかあたしを暖めて 認めて欲しい

どうか不正じゃないって認めて

どうか認めて欲しい


< 139 / 415 >

この作品をシェア

pagetop