悪いキス

「廊下で走って行くのを見かけて追いかけて来たたんだ」

「やっ…、放してください」

久しぶりに会った一倫だが相変わらず淫らな行為ばかりしてくる

「今日の琴美ちゃんってヤバイね…俺の知ってる琴美ちゃんじゃないみたいだったよ」

「それは、褒めてくれてるのかな?喜んでもいいの?」

一倫は、もちろん、と言って耳たぶを甘噛みした

嬉しいけれどこういった行為は大航とだけしたい

「あの、りん先輩。やめて下さい。わたしは大航が好きなんです」

「…だから、何?俺とキスしてくれないの?ちゃんと頑張ったご褒美あげようと思ったのに」

「え?」


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