悪いキス

「琴美、お前兄貴と何してたんだ?」

突如、大航が現れた

わたしは揺木谷まい子とのキスを思い出し
素直になれない自分がいた

「いいじゃん、別にわたしが何しようと」

「何、その言い方。ムカツクんだけど」

わたしは大航を睨んだ

すると暫くして大航を呼ぶ声が近付いてくる

「大航くーん、待ってよ」

「あいつ…」


< 217 / 415 >

この作品をシェア

pagetop