白衣とエプロン①恋は診療時間外に
そんな私をよそに、先生は冷静にまた新たな提案を持ちかけた。
「それではこうしましょう」
「はい?」
「麗華先生が勧めるなら安心して僕の家に来られますか?」
「へ?」
一瞬、どういう意味かわからなかった。
麗華先生が勧める――つまり、麗華先生が「保坂先生の家にいったら?」と勧めるなら……?
「清水さんは麗華先生を信頼しているようですし。その麗華先生のお墨付きがあれば安心できますか?」
「それは、もちろん……」
「なら決まりです」
すると、先生はポケットから早速スマホを取り出した。
ど、どうしようっっ。
なんか、あれよあれよと話が進んでいくのですがっ……。
「あ、もしもし。夜分にすみません、僕ですけど――」
ん?
電話の相手は麗華先生のはずなのに、なんだかすいぶん気安い感じがするのだけど。
私はちょっと違和感を感じつつ、電話で状況を説明する保坂先生の様子を見守った。
「そういうわけだから。レイちゃんから清水さんに話してあげてよ」
レ、レイちゃん!?
保坂先生、麗華先生のこと「レイちゃん」って言った!?
まったくわけがわからずいっそう混乱する私に、先生は何食わぬ顔で自分のスマホを差し出した。
「清水さんと話したいって」
「あ、ありがとうございます……」
スマホを受け取ると、私はやや緊張しながら電話に出た。
「もしもし、清水です」
『聞いたわよ、大変だったわね。大丈夫? 少しは気持ち落ち着いた?』
麗華先生……。
「それではこうしましょう」
「はい?」
「麗華先生が勧めるなら安心して僕の家に来られますか?」
「へ?」
一瞬、どういう意味かわからなかった。
麗華先生が勧める――つまり、麗華先生が「保坂先生の家にいったら?」と勧めるなら……?
「清水さんは麗華先生を信頼しているようですし。その麗華先生のお墨付きがあれば安心できますか?」
「それは、もちろん……」
「なら決まりです」
すると、先生はポケットから早速スマホを取り出した。
ど、どうしようっっ。
なんか、あれよあれよと話が進んでいくのですがっ……。
「あ、もしもし。夜分にすみません、僕ですけど――」
ん?
電話の相手は麗華先生のはずなのに、なんだかすいぶん気安い感じがするのだけど。
私はちょっと違和感を感じつつ、電話で状況を説明する保坂先生の様子を見守った。
「そういうわけだから。レイちゃんから清水さんに話してあげてよ」
レ、レイちゃん!?
保坂先生、麗華先生のこと「レイちゃん」って言った!?
まったくわけがわからずいっそう混乱する私に、先生は何食わぬ顔で自分のスマホを差し出した。
「清水さんと話したいって」
「あ、ありがとうございます……」
スマホを受け取ると、私はやや緊張しながら電話に出た。
「もしもし、清水です」
『聞いたわよ、大変だったわね。大丈夫? 少しは気持ち落ち着いた?』
麗華先生……。