愛を教えてくれたのは若頭
隣に座っている風間さんだけが
クスクスと笑っている
別にイチゴを食べられて嫌だとか
そういうわけじゃない
同じフォークで食べた、とか
そんなウブな事は全く思わない
たた、握られた手首が熱い
握られただけなのに
こんなに熱くなるのだろうか
「甘いな」
ぺろっと
堂城さんは舌で自分の唇を舐める
い、色気が半端ない
『…フルーツって、滅多に食べないから、久しぶりに食べれて嬉しいです』
なんとか戻した私の笑顔に
堂城さんはまたじーっと見てきた
なんでじーっと見るんだと
口に出しそうになる
なかなか慣れない
だから自分から視線を外してしまう
「お前は、いつまでここにいる?」
私…だよね?と堂城さんに
また視線を戻すと、目があう
「…明日、までです」
4日間のお手伝いだから
明日で終わりだ
それ以上はわたし的に無理だ