よく晴れた空に

上洛と警護

福のいない屯所は、酷いものだ


俺の知らない所で、福が


平隊士らの悩みを聞いていたとか


少しでも体調に変化があれば


悪化しないように、山崎にみせていたとか


食料の調達も、どこで買っていたのか


安く


いつも予算以内


なにより… 屯所に活気がないのは


福がいないから






身近に、守りたい存在がいるのと

いないのでは、段違いだ…










それでも




雨の日も 雪の日も どんより曇りの日も






仕事をした








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