永遠dream
  それから4時間半。

新幹線が駅に止まる。

ドアがひらいた瞬間ひんやりとした風が吹き、私は鞄から上着を引っ張り出した。

  駅を出て、あたりを見回す。

「ここが……北海道。」

レイが育った町…………

レイも、元の姿に戻ったセオさんも、懐かしそうに街を眺めていた。

夜中3時。

街灯だけが光るその道を、覚悟を持って踏み出した。
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