永遠dream
 「気ィつけろよ。」

結局彼は、校門まで送ってくれた。
あたりはもう、暗くなっている。

「うん。また月曜日。」

私はそう言うと、心配そうな彼を背中に歩き出した。


  私は周りの薄闇よりもさらに暗い小道を歩く。
私の住むアパートに向かって。
その中で私は、ただ前だけを見ていた。

 「よう、お嬢ちゃん。」

ふと、声をかけられた。
びっくりして振り返ると、そこには私よりも少し背の高い人影があった。

「なん……ですか?」

レイさんの声じゃない。
でも、このあたりに私を知ってる人はいない。

 「美味しそうだねぇ?」

…………え?

だんだん目が慣れてきた私は、月の光をたよりにその人の顔を覗き見る。
銀色の髪、赫い目、そして……

光る牙……!

それを見た瞬間、私は走り出した。
全身から血の気が引く。

ヤダ……怖い。

助けて!誰か…………!!
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