永遠dream

②~優しい声~

  私が考え込んでいると、レイさんが口を開いた。

「それに……これなら近くで萌々を守れる。」

そう言って笑ったレイさんの瞳は真剣そのものだった。

私の為?

嘘か本当かは正直わからない。

でも…………嬉しいな。

そんなことを考えていると、ふと、疑問に思うことがある。

「太陽出てるよ?大丈夫なの?」

 「うん。この間……」

レイさんはこの間のことを話し出した。
日付は私の家にハンターさんたちが来たあの日と同じだった。
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