永遠dream

⑤~本当の始まり~

視界が滲む。

……なん…………で。

何に対して、誰に対してぶつけた疑問かわからないまま私はその場で泣き崩れた。

「…………うん。今は話さなくていいわ。萌々だって急にいろんなことを言われてびっくりしてるわよね……。」

母は私を抱きしめると、そういいながら優しく背中をさすってくれた。
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